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日頃から取り入れたいロコモ予防のエクササイズ

介護が必要な年齢に起こりやすい運動器官の不具合を指す言葉をロコモといい、これは「ロコモティブシンドローム」の略称です。ロコモが起こり始めると生活に支障が生じ、人の支援や介護を受けながら生活しなければならないこともあります。

ロコモは予防ができるものであり、運動器官をつかさどるホルモン分泌や神経細胞を活性化することによって進行の抑制も可能です。足のもつれや歩くのに補助が必要な場合は、まず股関節から柔らかくしてください。片方の膝を抱えてゆっくりと膝で円をかくようにゆっくり外側へ回します。股関節をやわらかくすることで血流がよくなり、下半身のむくみもとれます。
もう一つは、太ももの前側を柔らかくすることです。ふとももの前が固い状態だと、ぎっくり腰や足を怪我することが多くなります。体を横にして足を折り曲げ、体は「く」の字に折り曲げながら片方の足を後ろへ引っ張ります。すると、足の前がじわっと伸びているのがわかると思います。このとき、腰を反らせないことがポイントです。
最後は、立ち上がってスクワットをすることです。スクワットや筋トレは筋肉を鍛える効果が期待できますが、普段から運動をしていない人がいきなりスクワットを行ったりすると危険です。体の筋肉が用意ができていない状態で体を動かすことになり、けいれんを起こしたり肉離れを発生させたりする原因になります。最初の準備運動、ストレッチは念入りに、筋肉を柔らかくほぐしたら運動に入りましょう。

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